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DAYS

STAY SALTY ...... means column

Ayumi Ogo Column

台湾と日本、2つの拠点から感じる日々のこと。

Connect the dots

from  Taiwan + Kanagawa

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小郷 あゆみ
Writer / Planner / 点点

湘南をベースに暮らす、海が好きなフリーランスライター。台湾と日本を行ったり来たり。最近は台湾の友人と「点点 株式会社」を立ち上げ、インバウンドに関する仕事も請け負う。旅・写真・サーフィンが好き。

点点
「暮らすように旅する」から生まれる、新たなつながり

9.10.2024

DAYS / Ayumi Ogo Column

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台湾と日本、2つの拠点から感じる日々のこと。

「暮らすように旅する」から生まれる、新たなつながり

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台湾はもちろん、その他の国でも、私が旅するうえで大切にしているのは、「暮らすように旅する」ということ。

現地の人と出会い、ローカルの人しか知らないような場所を訪れながら旅する──。

それによって、その国のこと・その国に暮らす人々のことを知ることができ、結果的に何かを生みだす原動力になると思っています。

旅はお金や体力を消耗するものではなく、次なるステップへのエネルギーになるもの。

そこで見て、感じて、体験したことは、自分のもとへと戻ってくるはずです。

 

そんな考え方を、そのままプログラムに落とし込んだのが、私たちが台湾をはじめ様々な国で展開しているお試し移住プログラム「日常非日常」です。

私が台湾につながりを持つことができたのと同じように、参加者の方々にも海外で何かを生みだすお手伝いができればと嬉しいな、と。

 

まだまだ小さなコミュニティではありますが、ちょっとずつ繋がりができ、いろんなカタチへと発展しているプログラムになっています。

ご興味ある方は、ぜひ「日常非日常」のサイトを覗いてみてください。

>>>日常非日常プログラムの詳細はちら

ローカルとのつながりから生まれる“しごと”

4.15.2024

DAYS / Ayumi Ogo Column

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台湾と日本、2つの拠点から感じる日々のこと。

ローカルとのつながりから生まれる“しごと”

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おいしいごはんに、美しい自然…、台湾の魅力はいろいろありますが、私が一番好きなのは台湾の「人」たち。

ちょっぴりおせっかいで、面倒見が良くて、どこか大阪のおばちゃんを思わせるところがあります(だから、大阪が好きな台湾人が多いのかしら…)笑。

 

例えば、「シェアハウスに住んでいる」という話を台湾人の友だちにしたところ、「そのシェアハウス高いよ!うちの部屋が空いているから、うちに住めばいいよ」といった具合。

プライベートな時間は必要なので、丁重にお断りしましたが。

すべてにおいてこんな感じなので、人とつながるのも簡単。街が狭いというのもありますが、「こんな人を探していて」「こんなことをやりたくて」なんていう話をしていると、すぐに解決に至ります。

そういう意味でも、台北は「海外で何かやりたい」と思っている人たちにとっても絶好なスポットな気がしています。

この夏にも、台湾・台北にてお試し移住プログラム「日常非日常」の開催を企画中。

ちょっぴりおせっかいで、アグレッシブな台湾人の仲間たちとつながって、新しいことをはじめてみませんか?

>>>移住体験プログラムの詳細はちら

二カ国をつなぐもの

12.10.2023

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台湾と日本、2つの拠点から感じる日々のこと。

二カ国をつなぐもの

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今年の6月、7月に台湾・台北にてお試し移住プログラム「日常非日常」を開催して以来、台湾と日本をつなぐ仕事をさせてもらうことが増えています。

台湾では日本人の受け入れをメインとしましたが、今年10月には香川県琴平町にて逆バージョンを開催。台湾人に日本での「日常非日常」を楽しんでもらいました。

 

そんななかで個人的に感慨深かったのは、参加した台湾人メンバーが積極的に地元住民たちと関わり、コミュニケーションを取ろうとしていたこと。

なかなか思うように伝わらなかったり、日本人同士で盛り上がっている話についていけないことに悔しさを覚えたり…。

帰国後は全員が日本語を勉強し始めていました。

いくらAIが発達したとしても、やはり自分の言葉で、自分の考え・想いを伝えたいもの。

現地の人と出会い、「もっと知りたい」「もっと話したい」という想いが原動力につながったようです。

それだけでも、このプログラムを開催した価値があったのではないかと思っています。

 

2024年1月には、再び台湾・台北でのお試し移住プログラム「日常非日常」を開催することが決定しています。

ぜひ、この機会に現地にどっぷり浸かった海外での交流を楽しんでみてください!

きっとこれまでの旅行とは違う感覚・体験ができるはずです。

>>>移住体験プログラムの詳細はちら

「フルーツ天国」な夏の台湾

8.5.2023

DAYS / Ayumi Ogo Column

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台湾と日本、2つの拠点から感じる日々のこと。

「フルーツ天国」な夏の台湾

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とにかく暑い台湾の夏。

特に台北は盆地なこともあり熱がこもりがち。

湿度も高く、体感温度は実際の気温以上……。

昼間に外に出ると汗が止まらず、サウナ状態です。

 

そんな状態なので、夏に台湾に行くのはできれば避けたいところですが、果物は夏がシーズン!

5月〜8月はおいしいフルーツが盛りだくさんなんです。

市場やスーパーに行けば、マンゴー、パイナップル、ドラゴンフルーツやパッションフルーツ、グアバにパパイヤなど、台湾を代表する南国フルーツが溢れかえっています。

そして、どれも安い!日本で購入する1/3ほどの価格で買えちゃいます。

見た目もカラフルで、南国感がたっぷり感じられるのも嬉しいところ。

かき氷屋さんや豆花屋さんにも、春から夏にかけてマンゴーを使ったスイーツが並びます。

冬の時期には食べられない、この時期限定のメニュー!

とろけるマンゴーはまさに絶品で、夏の台湾に訪れる人にはぜひ味わってもらいたいスイーツです。

 

暑さは避けられませんが、果物好きには天国な夏の台湾!

熱中症には気をつけながら、夏ならではの台湾も楽しんでみてください。

海外でつくる、自分のしごと

6.10.2023

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台湾と日本、2つの拠点から感じる日々のこと。

海外でつくる、自分のしごと

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台湾と日本を行ったり来たりという生活を続けていると、周りの人から「私も海外で仕事をしたい」という話をもらうことがよくあります。

特にコロナ禍以降は、リモートワークが主流になったことによって、どこでも働ける環境が出来上がり、「どこを拠点にするか」を考える幅が広がってきました。

そんな背景もあり、海外も一つの選択肢になっている気がします。

 

業種にもよりますが、今やPC一台あれば、どこでも仕事ができる時代。

PCの電源をONすればいつもの日常がやってきますが、OFFすることでいつもとはちょっと違う非日常を味わってほしい──。

そんな想いから、この夏には台湾移住体験プログラム「日常非日常」も企画しているところです。

 

ありがたいことに、この移住体験プログラムはたくさんの方に興味を持ってもらえており、みんなの「何か新しいことをしたい」という姿勢に日々私も刺激をもらっています。

「なんだか楽しそう」という直感が、いつの間にか仕事にもつながっていったりするもの。

自分のしごとを、海外でつくるきっかけにもしてもらえたら嬉しいです。

プログラム参加者は、まだまだ募集中なので、興味がある方はぜひ!

「興味」から仕事へ

2.8.2023

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台湾と日本、2つの拠点から感じる日々のこと。

「興味」から仕事へ

現在、台湾人の仲間たちと一緒にあるプロジェクトを進行中。

 

ざっくり言うと、台湾インバウンドの一助になるように…と考えているものなのですが、特に誰かから依頼されたものではなく、なんとなく「これやったら面白そうだし、今の時代にハマりそうだよね」みたいな軽いノリから始まったプロジェクトなんです。

 

そこへ「いいね、面白そう」と言って集まってきてくれた仲間たちには、デザイナーをはじめ、プランナーやマーケターなども。

 

職種も働き方も様々で、自分で仕事をしている人もいれば、大手企業に勤めている人も。

 

でも、それぞれに想いを持って集まっているので、それなりに真剣。

 

なんだか、その感じが心地よくて、いいなと思っています。

 

台湾は一般企業の給料が低いこともあり、若いうちから起業を考えている人が多いこともあり、本当にみんな優秀。

 

そして、スピード感もあって、潔い(笑)。

心配するよりも先に「やってみてダメだったら考えよう」精神なので、あまり後先考えずに動きだします。

 

それが良いときもあれば、もちろんあとから後悔することもあるのですが…(笑)。

 

私たちのプロジェクトは、どんな感じになるのか…、乞うご期待!

3年ぶりに訪れた台湾

12.15.2022

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3年ぶりに訪れた台湾

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コロナ禍により、しばらく遠ざかっていた海外も入国制限が緩和され、

 

そろそろ行けるのでは……なんていうムードが漂いはじめてきた今年の秋。

 

私も3年ぶりの台湾へ。

 

久しぶりに訪れる台北の街は大きく変化しているんだろうか、

 

住んでいる人たちの雰囲気は変わっているんだろうか……。

そんな不安と期待を抱えながら降り立った台北の空港。

そこに漂うのは慣れ親しんだ、もわっとした湿気に混じったスパイシーな香り。

なんだか一気に「帰ってきた」感に満たされました。

 

実際、約3年ぶりに会う台湾人の仲間たちは、

いい意味でしっかりと「変化」していて、コロナ禍のなかでもやりたいことに忠実に進んでいる様子が印象的でした。

 

私は、彼らのように何か新しいことを始められていたんだろうか……。

なんだか、ちょっとした置いてきぼり感を得ながらも帰ってきました。

ただ、私にとって久しぶりの「刺激」になったことは間違いない今回の旅。

2023年という新しい年を迎え、改めて自分がどこへ向かいたいのかを考えていきたいと思います。

台湾のキッチン事情

11.7.2022

DAYS / Ayumi Ogo Column

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台湾と日本、2つの拠点から感じる日々のこと。

台湾のキッチン事情

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「食べる」ことが大好きな台湾人。

 

実際に会話のなかでも、「こんにちは」とか「こんばんは」ではなく、「ご飯食べた?」と聞かれることが多々。

 

外に出れば、所狭しとご飯屋さんがひしめき合っていて、食べることに困ることはありません。

 

そんな台湾で、家探しをしていたときにまずびっくりしたのが、部屋に「キッチンがない」ということ。

 

もちろんファミリー向けのお家であれば賃貸でもキッチンが付いているのですが、1人暮らしや2人暮らし用の家となると部屋の間取りにキッチンがないことも。

 

いかに外食文化が根付いているかがわかります。

 

「外食ばかりで栄養は偏らないの…?」と不安になってしまいますが、台湾には庶民食堂のような場所があります。

 

その名も「自助餐」。

 

日本語に直訳すると、「ブッフェ」ですが、日本で想像するブッフェとは違い、店頭に並んでいるのは台湾の家庭料理に出てくるようなお惣菜たち。

 

それを自分の好きなだけお皿に取り、お店の人に計算してもらいます。

 

テイクアウトも可能で、自分のお家からお弁当箱やタッパーを持参して、そのなかにお惣菜を詰めている人も。

 

お野菜やお肉、お豆腐など、しっかりとバランスを考えて作れられた熱々のお惣菜が並んでいるので、一人暮らしはもちろん、共働きの家族の強い味方になっているんです。

 

もちろん観光客でも利用できるので、台湾らしさを味わいたいときにはぜひ利用してみてください。

改めて自由に台湾に行ける日

10.7.2022

DAYS / Ayumi Ogo Column

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台湾と日本、2つの拠点から感じる日々のこと。

改めて自由に台湾に行ける日

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コロナ禍以来、なかなか自由に訪れることができなかった台湾ですが、ついに10月13日から海外渡航者に対する隔離義務が撤廃されるんだそう。

到着時のPCR検査義務も撤廃され、ビザなし渡航も可能に。

やっとコロナ前と変わらず、台湾旅行を楽しめるようになりそうです。

台湾に限らず、他の国々の規制もどんどん緩和され始めた今、改めて自由に海外に行けるようになりますね。

 

コロナ禍の3年ほど、なかなか海外に行くことができずにモヤっとした想いを抱えていましたが、外に出られないことで改めて気付かされたことも。

国内ならではの良さも感じることができました。

それでもやっぱり、海外には行きたい……。

あのワクワクする冒険感を味わいたい……と思ったり。

しばらく海外に行けない日々が続いていただけに、異国を訪れることで新たな発見がたくさんありそうです。

これからが楽しみ。

身近なところにある「薬膳」

9.5.2022

DAYS / Ayumi Ogo Column

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台湾と日本、2つの拠点から感じる日々のこと。

身近なところにある「薬膳」

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日本だと、なかなかハードルが高そうに感じてしまう「薬膳」ですが、台湾で暮らす人たちにとっては身近な存在。

体調が悪いときにも薬に頼るのではなく、自然のもので治そうという意識が強いように感じます。

もちろん、普段の食生活のなかにも取り入れられているので、台湾料理を食べているだけでも自然と健康になれている気が……(気だけ?笑)。

 

よく使われているのは、クコの実。肝と腎を補ってくれるうえに、パソコンやスマホで疲れた目の疲労を癒してくれる効果もあるんだとか。

街中には昔ながらの漢方薬局も。

若い世代でも漢方医さんに脈を診てもらい、自分の身体に合う処方をもらっている人は多いんです。

 

実際に台湾人の友達が手料理を振る舞ってくれたときにも、生姜やクコの実をたっぷりと入れた鶏肉の煮込みスープが出てきました。

聞けば、昔から母親が作ってくれていた家庭の味なんだそう。

そうやって何世代にもわたって受け継がれていく自然療法。

薬に頼りがちな現代ですが、免疫力を高めたい今だからこそ、身体に本当に良いものを口にしたいと感じます。

台湾のカフェ事情

7.11.2022

DAYS / Ayumi Ogo Column

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台湾と日本、2つの拠点から感じる日々のこと。

台湾のカフェ事情

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実は台湾は「カフェ天国」。

特に台北市内には、内装もおしゃれなカフェがところ狭しと並んでいます。

(ただ入れ替わりも激しいので、次に行ったら別のお店になっていた……なんてことも多々。笑)

 

しかも、ほとんどのカフェにwi-fiが完備されていて、勉強や仕事をしている人も多いんです。

2、3時間カフェに籠っているなんていうこともザラ。

学生さんも教科書やパソコンを開いてガッツリ勉強しています。

日本でもリモートワークが増えてきたことによって、ようやくwi-fiありのカフェが増えてきましたが、やっぱり定番はスターバックスになっている気が……。

台湾人の友達には「なんで日本人は、あんなにみんなスターバックスに行くの?」と聞かれたことがあるほどです。

 

それくらい台湾のカフェは、ゆっくりと過ごすのが当たり前の空間。

もちろんカフェもスイーツもおしゃれでおいしいお店が多いのも嬉しいところ。

なかでも個人的にお気に入りなのは、台湾のカフェで見かける頻度の高い「レモンタルト」。

日本ではなかなか見かけませんが、さっぱりとした酸味と甘味のバランスが絶妙なんです!

 

台湾のカフェに行く機会があったら、ぜひオーダーしてみてください。

働き方にも見られる柔軟さ

5.5.2022

DAYS / Ayumi Ogo Column

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台湾と日本、2つの拠点から感じる日々のこと。

働き方にも見られる柔軟さ

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台湾人の友だちと話したり、台湾発のスタートアップ企業でお手伝いさせてもらったりと台湾に絡んでいるなかで見えてくるのが、日本人と台湾人の働き方の違い。

 

最近では日本でも働き方が変わってきてはいますが、台湾人は正社員であることにあまり重きをおいていません。

社会に出て2、3年で独立を考える若者も多く、スタートアップ企業も多いんです(私の周りにも若い起業家がたくさんいます)。

フリーランスで働いたり、副業を持ったりすることも普通で、うまくいかなかったら次を考えればいい的な、ゆるっとしたスタンス。

とは言え、仕事に対する姿勢は至って真面目。

これは、経済的なリスクを分散させ、効率よく、自分らしく働いている証拠なのかな、と。

 

そんな背景もあり、転職に対してもとってもポジティブ。

有能だからこそ転職ができ、それがキャリアアップに関わると考えている人が多い気がします。

 

働き方も柔軟なのが、台湾らしい。

日本でも、こういった台湾的な考え方がもっと広まっていけば、もっとみんな自分らしく働けるのにな、と日々思っています。

ゆるりと飲める台湾茶でリフレッシュ

4.5.2022

DAYS / Ayumi Ogo Column

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台湾と日本、2つの拠点から感じる日々のこと。

ゆるりと飲める台湾茶でリフレッシュ

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ここ最近、連日のニュースで悲しい気持ちになったり、日々の温度差で体調を崩してしまったりとなんだか心が落ち着かないという人も多いのでは?

 

そんなときこそ、ゆるりとリフレッシュできる時間を過ごしたい……。

 

ということで、今回は「台湾茶」のことを。

 

先日たまたまインタビューさせていただいた台湾茶ブランドのオーナーさんのお話もとっても興味深かったので、なんだか台湾茶ブームがやってきそうなのです(私のなかで)。

 

台湾茶のなかでも有名なのが「青茶」なんですが、実はこの青茶は発酵度合いが鍵になってくるんだとか。

1%〜99%までどの発酵度でも飲めるんですが、その発酵度合いによって味わいはまったく異なるものに。

茶葉の種類が同じでも、発酵度合で違うお茶として楽しめるなんてなんだか不思議ですよね。

(ちなみに日本の緑茶は発酵させないので、不発酵茶です)

 

一般的に発酵度が低いお茶は、爽やかな香りですっきりとした飲み口。

発酵度合いが上がっていくにつれ、味わいも色合いも濃厚になっていくんだそう。

 

奥が深いですよね……。

 

なんとなく手に取っていた台湾茶ですが、これからは「発酵度合い」を意識して購入するようになりそうです。

次に台湾に行くまでに、自分好みの一杯を見つけておくのも楽しそう。

わたしたちが今できること

3.6.2022

DAYS / Ayumi Ogo Column

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台湾と日本、2つの拠点から感じる日々のこと。

わたしたちが今できること

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テレビをつければ流れてくるのは、海の外の戦争のニュース。

 

コロナが収束しない一方で、海の外では非道な攻撃が続けられているのかと思うと、モヤっとした気持ちがどろどろとあふれでてくる。

 

でも、なにもできない自分ももどかしい。

 

ウクライナの件は、人が生み出した災いだが、なんとなく3月11日のときに抱いた感情と似たようなものを感じている。

今のわたしが、今生きている場所で何ができるのか……。

 

できることは限られているかもしれないけど、考えることを忘れてはいけないんだと思う。

 

今回のことが、中国と台湾の関係性にも影響を及ぼす可能性だってある。

 

決して遠い場所で起こっていることではない。

 

本当は、誰もが幸せに生きたいと思っているはず。

まずはわたしたちができることから、一歩ずつ。

個性豊かに台湾の家々を彩る「鉄窓」

12.5.2021

DAYS / Ayumi Ogo Column

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台湾と日本、2つの拠点から感じる日々のこと。

個性豊かに台湾の家々を彩る「鉄窓」

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台湾の街を歩いていると、よく見かけるのが「鉄窓(ティエ チュウァン)」。

 

これは、昔ながらの面影を残すレトロな鉄製の窓のことなんです。

 

鉄製の窓というと、物々しい鉄格子をイメージしがちですが、台湾の鉄窓には家主のこだわりが詰まっています。

 

「鉄窓」は、もともと防犯目的で取り付けられていたもの。

 

それが時代の移り変わりとともに、デザイン性が求められるようになっていったんだとか。

 

なんと、そのモチーフは100種類以上あるんだそう。

 

アート的な感覚でも楽しめる鉄窓は、昔懐かしいはずなのに、どこか新しい感覚もあるデザインばかり。

 

眺めているだけでも楽しいんです。

 

最近では、そんな鉄窓の魅力に注目した若手デザイナーたちが、オリジナルアイテムのデザインに取り入れることも増えてきています。(写真のように、建物にイラストで描かれている鉄窓も)

 

台湾の家を個性豊かに彩る「鉄窓」。

 

次回、台湾旅行をするときの楽しみの一つにしてみてください。

台湾グルメの定番「豆乳」

11.5.2021

DAYS / Ayumi Ogo Column

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台湾と日本、2つの拠点から感じる日々のこと。

台湾グルメの定番「豆乳」

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台湾グルメに欠かせないものと言えば、「豆乳」。

朝ごはんには必ずと言っていいほど、豆乳が付いてきますし、スイーツも「豆花」をはじめ豆乳を使ったものが定番になっています。

 

スーパーの売り場を見ても、牛乳よりもスペースを取っているくらい。

様々な種類の豆乳がずらりと並んでいます。

なんと台湾人の豆乳摂取量は、日本人と比べると2倍ほどあるんだとか。

どれだけ大豆が生活に根付いているかわかりますよね。

台湾の有機大豆は鮮度が高く、かんばつや水不足など極端な気候にも適しているため、昔から食材として取り入れられることが多かったのだとか。

良質な植物性たんぱく質で「畑のお肉」として最近では日本でも注目され、「大豆ミート」なども流行っていますが、台湾ではずっと前から食文化に取り入れられている素材なんです。

 

豆乳を使った台湾スイーツもおいしいものばかりなので、ぜひチェックしてみてくださいね。

中秋の名月にBBQが始まる理由

10.5.2021

DAYS / Ayumi Ogo Column

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台湾と日本、2つの拠点から感じる日々のこと。

中秋の名月にBBQが始まる理由

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日本では「中秋の名月」と言えば、お月見。

月見団子を食べながらお月様を眺めるという、ゆったりとしたイメージですが、台湾では至るところでBBQが始まります。(誰も月なんて見てないんじゃないかというくらい騒々しい……笑)。

 

中秋の名月は、台湾では「中秋節」と呼ばれ、一年のなかでも大きなイベント。

学校や会社も休みとなり、大型連休が始まります。

そんな中秋節に欠かせないものと言えば、月餅、文旦、そしてBBQなんです。

 

なぜBBQ!?と思ってしまいますが、その発端は1980年代に放送されたBBQソースのCMなんだとか。

「金蘭焼き肉ソース」というブランドが、山間でお肉を囲み大人数でBBQするCMを放送したところ、それが大流行!

当時、中秋節は意識していなかったようですが、ちょうどCMが放送されたのが中秋節の直前だったこともあり、見ている人たちが「中秋節に焼き肉をしよう!」と思い至ったのだとか。

そこから一家団欒の一つとして、いつの間にか焼き肉が国民的なイベントに。

今では道端の至るところでBBQをしている姿が見られます。

 

一本のCMから国民的なイベントが生まれるなんて面白いですよね。

中秋節の時期に台湾に行く機会があれば、ぜひ現地のBBQに参加してみてください!

日本と台湾をつなぐ。ノスタルジックな「台湾マジョリカタイル」

9.5.2021

DAYS / Ayumi Ogo Column

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日本と台湾をつなぐ。ノスタルジックな「台湾マジョリカタイル」

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レトロなデザインとカラフルなカラーがかわいい台湾マジョリカタイル。

台湾では、昔ながらの建物によく使われていました。

実は、そんな台湾マジョリカタイルは日本とのつながりも深いって知っていました?

 

マジョリカタイルの由来は、スペインのマジョリカ島だと言われています。

スペインの陶器を真似して、イギリスの陶磁器メーカーが「マジョリカタイル」という名前で発売したことがはじまりなんだそう。

 

そんなイギリスタイルが明治維新以降に日本に入ってきたことから、日本でもオリジナルのデザインのマジョリカタイルが生産されるように。

日本が台湾を統治していた1900年前半には台湾にも持ち込まれるようになり、一般家庭にも普及していったそうです。

 

マジョリカタイルの魅力は、そのカラフルさはもちろん、タイル一枚一枚に込められた意味。

子孫繁栄の「ザクロ」や、不老長寿の「桃」、開運成就の「ブドウ」など、台湾で縁起が良いとされている植物や果物が、デザインに取り入れられているんです。

 

最近では、若手の台湾アーティストたちが、台湾雑貨のデザインモチーフとして扱うことも増えてきたマジョリカタイル。

一枚一枚のデザインに込められた想いを考えながら、手にとってみるのも面白いかも。

レトロな雰囲気が漂うタイルで、かつての台湾に思いを馳せてみて。

東京オリンピックで感じた台湾との関係性

8.2.2021

DAYS / Ayumi Ogo Column

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東京オリンピックで感じた台湾との関係性

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7月23日に開催された東京オリンピックの開会式。

 

いろいろありつつも、無事開催されましたね。

 

今回の開会式では、各国・地域の選手たちが入場する順番は「あいうえお」順とされていました。

 

つまり、「チャイニーズ・タイペイ」とされている台湾は、本来ならばチェコのあとである107番目に登場するはず。

 

ただ、開会式当日になると台湾は「台湾(たいわん)」として、大韓民国のあとに登場することに。

 

NHKのアナウンサーが台湾人選手の入場の際に「台湾です!」と放った一言も大きな反響を呼んでいました。

 

日本では当たり前の感覚となっていますが、国際的な式典において「台湾」と呼ばれたことが台湾人たちの心にも刺さったのだそう。

 

日本と台湾の関係性を象徴する機会にもなった気がします。

 

少しずつでも、こうして「台湾」に対する見方が世界的に変わっていけば…。

 

国際的にも「台湾」として認めてもらえる日が一日でも早く来ますように。

互いに手を取り合いできることを

7.2.2021

DAYS / Ayumi Ogo Column

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台湾と日本、2つの拠点から感じる日々のこと。

互いに手を取り合いできることを

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6月3日、日本が台湾向けに新型コロナウイルスワクチン約124万回分を提供することを決定。

そして、その翌日6月4日には台湾へ。

そんな日本の迅速な対応を見て、台湾人の友人たちからは「ありがとう」のメッセージが続々と届きました。

一台湾人として、一日本人に「ありがとう」というメッセージを送ってくれる台湾人。

そこに国民性を感じたとともに、私が直接何かしたわけでもないのに、嬉しい気持ちで満たされたのも事実。

ワクチンが届いたその日、台北101には「台湾♡日本」、「台日の絆と感謝」「一緒にコロナと闘おう」といったメッセージが映し出されたそう。

日本と台湾は、これまでも何か大きな課題に直面するたびに、お互いに手を取り合ってきた関係性。

東日本大震災が起こった際には台湾から日本に200億円の義援金が贈られ、2020年4月に日本でマスク不足が深刻化したときには台湾から医療用マスク200万枚が提供されたことも。

お互いに、そのときにできることを。

そして一緒に困難なことも乗り越えていけたら……。

1日でも早く、直接お互いの顔を見て話せる日が来ますように。

新鮮とれたての台湾フルーツを

6.2.2021

DAYS / Ayumi Ogo Column

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台湾と日本、2つの拠点から感じる日々のこと。

新鮮とれたての台湾フルーツを

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台湾と言えば、フルーツ天国!

暑い夏には、新鮮でみずみずしいフルーツが市場やスーパーにもたくさん並びます。

有名なのは、マンゴーやパイナップルですが、実は「ライチ」も人気。

南国の真珠と呼ばれるくらいなんです。

なかでもドラゴンライチは、台湾国内でも1年に数週間しか味わえないもの。

「これまで食べていたのは、本当にライチだったの?」

と思わされるくらい、おいしいんです。

肉厚でプリプリとした食感に、濃い甘み。

そのおいしさに衝撃を覚える人も。

 

もちろん、おいしいだけではなくて、栄養も満点なのがうれしいところ。

ブドウ糖、タンパク質、鉄分に、大量のビタミンCが含まれているんです。

なかなか台湾に行けずにモヤモヤしている人も多いと思いますが、こんなときこそ台湾からお取り寄せ。

こちらのサイトから、日本でも台湾ライチが購入できちゃいます。

おうちにいながら台湾気分を味わってみて。

枠に捉われず、新しい生き方を

4.1.2021

DAYS / Ayumi Ogo Column

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台湾と日本、2つの拠点から感じる日々のこと。

枠に捉われず、新しい生き方を

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4月24日から5月5日は、「TOKYO RAINBOW PRIDE」が開催するプライドウィーク。

「LGBTQ」に対する意識や理解を深め、誰もが生きやすい社会の実現に向けて様々なイベントが開催される予定なんだとか。

 

2020年は、ある意味、私たちが今まで抱いていた固定観念が大きく変わった年でもありましたよね。「ルール」だと思い込んでいたものに縛られていたことに気づき、より新しい生き方を模索するようになった今。「多様性」を考えるようになりました。

 

お隣、台湾でもLGBTに対する活動は盛ん。

2019年には、アジアで初めて同性婚が合法化された国としても話題になりましたよね。

2020年には、コロナ禍のなかでも13万人が参加したアジア最大のLGBTパレードを開催。

これも200日間国内感染ゼロの台湾だったからこそできたこと。

 

さらに素敵なのは、台湾のLGBTQコミュニティは、困ったときにはお互いさまという精神を持っている点。

LGBTQ以外の社会課題にも積極的に取り組み、コロナ禍では飲食店やホテルをサポートするために、スタンプラリーを実施したり、プライドフレンドリーホテルの認定を進めたりと様々な活動を実施。

みんながポジティブになれることを、ところに視点を置いているのが良いですよね。

 

ジェンダーにとらわれることなく、自分らしく生きられる社会へ。

新しい時代へと移り変わってきている今だからこそ、生き方の多様性をもっと考える時間をつくってみたい。

国内ならではの魅力を感じて

3.1.2021

DAYS / Ayumi Ogo Column

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台湾と日本、2つの拠点から感じる日々のこと。

国内ならではの魅力を感じて

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コロナ禍のなか、海外旅行に行けないのは台湾も一緒。

ただ、台湾国内ではそこまで感染が広まっていないこともあり、台湾国内を旅行する人が増えているそう。

 

台湾の国土は、日本で言えば九州ほどの大きさしかないのですが、街として栄えている地域は限られているため、なかなか訪れる機会がないような田舎町が多いのも事実。

そんなちょっとした田舎町にも、最近になって訪れる人が増えてきているんだとか。

 

実際、これまで年の半分を海外で過ごしていたような台湾人の友人も、台湾に戻って国内を旅するようになり、台東の魅力に目覚めたそう。

美しい田園風景の写真と一緒に、「台湾本当に最高!」というメッセージが送られてきました(笑)。

海外に行けない今だからこそ、国内に目を向けてみると意外な魅力に気づくことも多いですよね。

 

それはきっと日本にいても同じ。

なかなか長距離移動ができない今こそ、自分が置かれている環境に改めて目を向け、そこにある当たり前に感謝しつつ過ごせたら、と感じました。

一度は体験したい台湾旧正月

2.1.2021

DAYS / Ayumi Ogo Column

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台湾と日本、2つの拠点から感じる日々のこと。

一度は体験したい台湾旧正月

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日本ではすでに新年ですが、台湾は旧正月。

今年の春節は2月12日なので、2月10日からの1週間がお正月休みになるんです。

そんな旧正月は日本の文化と似ているところもありつつ、中華圏ならではの文化もあって、一度過ごしてみると面白いかも。(ただ、観光目的で行くと、どこのお店も開いていないのでご注意を!)

 

日本のお正月と同じように、大晦日には実家に帰り、年越しの食事をするのが一般的です。

なかでも大晦日によく食べるものと言えば、「水餃子」。

形が、昔の貨幣「元宝」に似ていることから「お金を招く」食べ物になったんだとか。

 

そして、旧正月が近くなると至るところで目にするようになるのが「春聯(チュンリエン)」。

赤い紙に縁起のいい言葉を黒や金色のインクで書いたものです。

例えば、「福」や「春」という文字が書かれているのですが、貼るときは逆さまに。

これは、「逆さま=倒(ダオ)」が「到来」という意味があるから。

逆さまに貼ることで、「福が来る」「春が来る」を表しているんだとか。

初めて見ると間違って貼ったのかと思ってしまいますが、理由を聞くと納得。

ちなみに、友達とみんなでワイワイ書くのも楽しいんです。

金色のインクって、日本ではなかなか見ないので新鮮ですよね。

 

他にもお年玉があったり、大掃除をしたりと日本に似たような文化がある一方で、爆竹を鳴らすという騒がしい面も(笑)。

街中は旧正月の装飾で飾り付けられ、お正月ムードが満載。

ぜひ一度旧正月の台湾も体験してみてください。

意外と寒い?台北で過ごす冬

1.3.2021

DAYS / Ayumi Ogo Column

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台湾と日本、2つの拠点から感じる日々のこと。

意外と寒い?台北で過ごす冬

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私が台北に暮らしていた頃、日本にいる友達からはよく「台湾は冬でも暖かいから良いよね」と言われていました。

でも実は、台北の冬って結構過酷なんです…。

 

まず辛いのが、天気が悪い日が多いということ。

12月の台北は、ひたすら雨が降ります。

台湾人の友達曰く、2020年の12月は3週間ほど雨の日が続いていたんだとか。

私が暮らしていた頃も、1週間以上雨の日が続くなんてことは普通にありました。

さすがにそれだけ雨が続くと、気持ちまでどんより。

太陽って、大事!と改めて感じさせられました。

 

さらに、冬でも湿気がすごいんです。

日本の冬は加湿器が欠かせないですが、台北では除湿機が欠かせません。

そのため、体感温度も自然と下がります。

日本と同じ温度でも、台北のほうが圧倒的に寒い。

水分が体にまとわりつくような感じで、しんしんと冷えてきます。

そして、そんな寒さなのに「暖房」がないんです。

一般的に、エアコンと言えば冷暖房が完備されているイメージですが、台北のエアコンには冷房機能しかありません。

暖房器具がないので、屋内でも厚着が必須。

電車や飲食店は、湿気がひどいという理由で、冬でも冷房が入っていることも…。

思い返してもなかなか辛い状況でした。

 

なので、冬に台北に行く際には、寒さ覚悟で訪れてください(笑)。

ちなみに、台湾のなかでも南部は冬でも晴れているうえに暖かいので、冬に行くのであれば台南や高雄がおすすめです。

おうち時間に見直す「食」

12.1.2020

DAYS / Ayumi Ogo Column

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台湾と日本、2つの拠点から感じる日々のこと。

おうち時間に見直す「食」

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今年はおうちで過ごす時間が増えたことによって、改めて「食」を見直す機会が増えたのでは?

「自分の健康は自分で守る」という考え方から、健康志向も高まり、日常的に食べるものを意識するようになったという声をよく聞く気がします。

 

そんななかで、最近よく耳にするようになったのが「ヴィーガン(完全菜食主義者)」。

つまり、動物性食品を食べないこと人のことですよね。

実は、そんなヴィーガンの考え方は、台湾では以前から積極的に取り入れられているものなんです。

台湾では「台湾素食」と呼ばれ、もともとは宗教的な理由で食べられていた精進料理のことを指していました。

今では「台湾素食」と書かれた看板を掲げるお店も多く、台湾の小学校では「ミートフリーマンデー」が給食に取り込まれているほど。

2017年には、アメリカ・CNNにて、世界の10大ヴィーガン都市として台北が取り上げられています。

 

最近では、台北市内のおしゃれなカフェにもヴィーガンなところが増え、マフィンやクッキー、ケーキといったスイーツもバターや牛乳を使わずにつくられているんです。

(しかも、とってもおいしい!)

健康にも、環境にもやさしく、さらにおいしいとなると、お肉を食べる意味って?となりますよね。

 

健康はもちろん、環境保護にもつながるヴィーガン。

これからの地球にやさしいライフスタイルを考えるためにも、一度自分の「食」を改めて見直してみるのも良いかもしれません。

アフターコロナに考える

11.1.2020

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台湾と日本、2つの拠点から感じる日々のこと。

アフターコロナに考える

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なかなか台湾に行けない日々ですが、コロナ禍によってライフスタイルを改めて見つめるきっかけができましたよね。

在宅勤務が当たり前になり、どこでも働ける状況になった今、仕事とプライベート、旅行と居住の境目がなくなり、居住環境も自由に選べる時代になりました。

実際に都心から地方への移住を考える人も増えているんだとか。

 

そんな状況下において、私も台湾人の友人とひっそり進めてきたプロジェクトがあるんです。

地方に住む選択肢があるのであれば、思い切って「台湾」という選択肢があってもいいのではないか?

旅行よりも、もうちょっと長くその土地を味わってみる「微住」、さらにその土地に暮らす人とのつながりを持つ「ロングステイ」、そして住む楽しさや働く楽しさを感じられる「居住」へ。

地方移住と同じように、台湾移住をもっと気軽に考えられるようにサポートできるサービスを立ち上げようと考えました。

 

日本人にとって暮らしやすい環境が整っている台湾。

それでいて、異なるカルチャーも感じられる。

新たなライフスタイルを考えるための一歩として、「台湾」という土地はぴったりな気がしています。

ぜひ私たちが考える「台湾移住計画」のページも覗いてみてください。

まずは台湾を感じに行ってみたいという方も大歓迎(笑)。

一日も早く、台湾へ行ける日が来ますように…。

『仕事』に対する考え方の違い

10.3.2020

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台湾と日本、2つの拠点から感じる日々のこと。

『仕事』に対する考え方の違い

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台湾で現地の人と話していると、仕事に対する考え方が日本とはまったく違うことにびっくりすることも。

日本では一つの企業に長く勤めるのが良しとされていますが、台湾ではむしろその逆。

年功序列の給与でなければ、長期雇用も保障されていないので、好待遇の職場を求めてどんどん転職していく人が多いんです。

 

さらに、サラリーマンとして働く平均年収は、台湾の物価を考えるとかなり低いのが現状。

であれば「自分で起業してしっかり稼ぎたい!」と考える若者が多いのも特徴的です。

実際、20代、30代で起業している人が多く、若いうちから「こうなりたい」というビジョンをしっかり持っている気がします。

 

それもあってか、台湾人はリスクを考えるというよりも「まずはやってみよう」という精神が強いんです。

日本人だったらまずリスクを考えてしまい、なかなか動けなくなってしまいますが、台湾人にとってはスピード感が大事。

実際に、台湾の街中に並ぶお店も、開店と閉店を繰り返しています。

比較的、誰でも簡単に開店できるので、やってみてダメだったら閉店という考え方なよう。

世間体を気にしている人もいないので、「うまくいけばラッキー」くらいの感覚なのかも。

とは言え、台湾人は終始そんな調子なので、それはちょっと考えればわかったのでは?というようなことも多々起こります(笑)。

 

大事なのは、きっとそのバランス。

台湾人の思い切りの良さと、日本人の慎重さをうまく取り入れられれば良いビジネスが展開できそうです。

台湾 × アートの関係性

9.4.2020

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台湾と日本、2つの拠点から感じる日々のこと。

台湾 × アートの関係性

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台湾にいると、日本よりもずっとおしゃれな街並みや建造物に出会うことがよくあります。

カフェや雑貨屋さんに並んでいる、何気ない商品のパッケージさえもおしゃれ。

そのセンスの良さに驚きます。

 

そんな「アート」的な感覚は、実は台湾では日常から培われているよう。

身近なところでアートを感じられる環境が整っているんです。

特に、2002年に台湾政府が掲げた「文創政策」の影響もあり、

台湾全体で文化と創造性を結びつけた産業が推奨されています。

そのため、街の至るところにアートカルチャーを感じられるスポットが。

歴史ある古い建物を活かしたアート空間では、

さまざまなクリエイターたちが手がけた作品に触れることができます。

 

台北で言えば「華山1914文創園区」、台南には「Blueprint Cultural&Creative Park」という有名なアートスポットがあります。

どちらも日本統治時代に建てられた建造物をリノベーションしてつくられたスポット。

なかにはカフェや雑貨店などが並び、若手クリエイターが気軽に展示できたり、お店を構えたりできる仕組みも整っています。

誰でもクリエイターとして活躍できる環境があることも、アートの発展につながっている気がします。

 

日本人にとっては馴染みが薄い現代アートも、台湾では意外と身近なところで感じられるんです。

台湾を訪れることがあれば、ぜひ台湾とアートの関係性も感じてみてくださいね。

みんなのエコな意識

8.2.2020

DAYS / Ayumi Ogo Column

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台湾と日本、2つの拠点から感じる日々のこと。

みんなのエコな意識

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7月1日から日本でもレジ袋が有料化されましたね。

でも、実はお隣、台湾では2002年から無料レジ袋を禁止していたんです。

もともと土地と資源が不足していることもあって、「エコ」に対する意識が高い台湾。

アジアでも有数の「エコ大国」と言われており、リサイクル率は世界でもトップクラスなんです。

 

その点、日本で「エコ」という言葉を頻繁に耳にするようになったのは、ここ数年のこと。

先進国のなかでは、かなり遅れていると言われていますよね。

 

すでに台湾では若い人たちを中心に、「エシカル」「サステナブル」のカルチャーが根付いています。

マイボトルはもちろん、マイストローを持ち歩くのも最近では当たり前に。

2019年7月からはプラスティック製のストローが提供されることもなくなりました。

タピオカをはじめ、ドリンクスタンドが至るところにある台湾では、ドリンク片手に歩くのは日常。

毎回プラスティックストローを使うのと、マイストローを持ち歩くのでは全然プラスティックの消費量が違うんです。

ということで、おしゃれなストローが続々と登場。

マイストローを洗うブラシまで売られています。

 

さらに飲食を提供する屋台で使い捨て食器を提供しない音楽フェスが話題になったことも。

参加者たちは、みんなマイ食器を持参したり、会場にあるエコ食器をレンタルしたりしていたんだそう。

 

ちょっとした「面倒くさい」という気持ちがエコの最大の敵になりますが、お気に入りのマイバッグやマイボトルを見つけて、自分のライフスタイルのなかに取り入れていけば、「日常」として根付いていきそうです。

 

これからのライフスタイルに合わせて、楽しみながらエコを考えていきたいですね。

民族の違いを超えた先に

7.1.2020

DAYS / Ayumi Ogo Column

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台湾と日本、2つの拠点から感じる日々のこと。

民族の違いを超えた先に。

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私が好きな映画のひとつ、台湾映画「KANO」。

「1931海の向こうの甲子園」というコピーがついているように、日本統治時代の1931年に、台湾の学校が甲子園に出場したという実話をもとにしたストーリーなんです。

舞台となっているのは、台湾南部の街・嘉義。そんな嘉義にある民族混合の弱小チーム「嘉義農林学校野球部(KANO)」が、日本人監督の指導のもと、甲子園出場を目指していきます。

 

ずっと観たかったのに、タイミングを逃し続けていたこの映画を観られたのは、偶然にも台湾に向かう飛行機のなかでした。

 

 

どんな歴史もそうですが、日本統治時代の台湾にも、光と闇があります。

人それぞれに見方があり、歴史的な認識もそれぞれに違うもの。

一概に「良い」とも「悪い」とも言えないところがあると思います。

 

ただ、脚本を手がけた魏德聖(ウェイ・ダーション)が「僕が映画で描きたかったのは、台湾と日本の政治的な歴史や背景ではなく、人を動かすときのひたむきな目線なんです」と語るように、この映画では、日本人、台湾人、原住民がお互いの立場や価値観、民族を超えて「甲子園」という、ひとつの夢に向かって突き進む様子が描かれています。

 

相手のことを民族として差別するのではなく、お互いの価値観を認め合う。

そして、それによって自分のアイデンティを見つめ直すことの大切さを教えてくれる気がします。

 

どんな時代にもつきまとう人種の問題。

いま、改めてお互いの価値観を認め合うことができたら…。もっと世界は変わっていくのかも。

 

 

日本と台湾の関係、そして、自分の国を改めて見つめ直すきっかけをつくってくれる、「KANO」。

野球好きさんはもちろん、そうでなくても楽しめるので、おうち時間のおともに、ぜひ観てみてくださいね。

寛容さと、自由さ

6.1.2020

DAYS / Ayumi Ogo Column

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台湾と日本、2つの拠点から感じる日々のこと。

寛容さと、自由さ。

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台湾に本社がある会社の仕事を手伝わせてもらったり、

台湾人の友人と一緒に仕事をしたりと、

最近なにかとご縁がある「台湾」──。

どこか懐かしさを感じる街並みに、あたたかい人たち。

なぜか、その魅力にハマると抜け出せない…。

不思議な国なのです(笑)。

 

そんな台湾では、最近「ピンク」がちょっとしたブームになっているのをご存知ですか?

 

世界中で広まる新型コロナウイルスの影響を受け、マスクを政府が一括管理する台湾。

そのため、手元に届くマスクの色までは選ぶことができないのですが…、ある男の子が「ピンク色のマスクを着けていたら、からかわれるんじゃないか」と心配していたそうです。

そんな話を耳にした新型コロナウイルス対策本部の男性陣が、記者会見の際に自らピンク色のマスクを着用。

『ピンクもいいですよ』と発信したのです。

 

そこから「#顏色沒有性別(色に性別は関係ない)」というハッシュタグが広まり、ピンクがブームに。

ロゴまでピンクに変える企業が続々と増えていくという、ちょっとしたムーブメントが起こりました。

 

伝統的なジェンダーや慣習ではなく、新しい発想を大切にする台湾。

拒むのではなく「受け入れる」という考え方が、そのあたたかい国民性をつくりあげているんだろうな。

 

台湾の人たちは、新しい発想を受け入れるのがとても上手。

日本をはじめ、さまざまな国に統治されていたという歴史的背景があるからなのか、固定概念に縛られるのではなく、そのときどきで柔軟に対応することが文化として馴染んでいる気がするんです。

 

この寛容さと、価値観を押しつけない自由さこそが、この国に惹きつけられる最大の理由なのかも。

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